手捺染


コルネの生地は、

手捺染という染め方で生地を染めます。

一色ずつ型を作り、

プリントする生地の長さ分だけ

その型をずらしながら染めていきます。

とても、時間のかかる大変な作業です。

でも、そこが手捺染の良い所です。

スキージという道具を使って

インクを生地にしっかり押し込むので、

染工場の職人さんたちのパワーも、

生地に加わるみたいに感じます。


写真は、コルネとして初めての生地を

染めてくれた職人のSさんです。

この人に刷ってもらったら間違いなく

いい生地になるのではないか!

と思うほどの、技術とお人柄でした。

この工場があってこその、コルネです。

少量の発注にも関わらず、

こうやっておなじように対応してくれる

この染工場のおかげさまです。

ほんとうにこの工場に出会えたことが、

幸せでありがたいことだなあと

心から思いました。